家庭や工場などからさまざまな形で出てくる廃プラスチック類は、エネルギー利用や再生利用といった再資源化が進められています。
皆さんが生活するうえで、プラスチック製品は数え切れないほど役立っています。
生活で出てきたプラスチックや、産業で出てきた物が工場や役場で溜まってきます。
その使用済みプラスチックを工場や役場ごとに集めて、再生固形燃料製造工場に運んできます。
工場では使用済みプラスチックの中に混ざりこんだ不純物・金属類を人の手で注意深く取り除きます。
使用済みプラスチックを再生固形燃料にするために細かく裁断して混ぜ合わせ、一定の品質にして固めて大きさを整え貯留し、再生固形燃料として使ってくれる製紙工場へ大型ダンプカーで運びます。
製紙工場では、再生固形燃料で紙を作るときの燃料にしたり、紙を作るための蒸気や電気をつくる燃料にして、皆さんの生活に役立っています。